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消費者に喜ばれるライチを【鹿児島県・10月1週号】

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 【鹿児島支局】垂水市海潟の角野廣志(すみのひろし)さん(72)は、妻の惇子(あつこ)さん(73)とともに、露地とビニールハウスでライチ約5アール(30本)を栽培し、地元物産館などで販売している。
 角野さんは、果実が大きく糖度も高い特徴を持つ南大隅町佐多の在来種を栽培している。栽培に取り組み始めたのは10年前。当初は実を収穫するだけだったが、8年前からは同市内にある果樹試験場の職員の指導を受けながら、本格的に取り組んでいる。
 「農業は全くの素人でしたが、成果が目に見えるのがうれしくて、どんどんのめり込んでいきました」と角野さん。
 収穫したライチの出荷作業は、惇子さんが担当。「自分たちが栽培したものを購入されるところを見るとうれしいですね。『次はもっとおいしいものを作るぞ』って意欲もわいてきます」と笑顔で話す。

〈写真:ハウスでライチを手に角野さん〉