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イタリアンライグラスとの二毛作で飼料用トウモロコシ 耕うん同時播種 ―― 農研機構・畜産草地研究所が技術開発(9面・営農技術)【2015年9月4週号】

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縦軸型ハロー組み合わせ大幅省力化
 農研機構・畜産草地研究所(本所・茨城県つくば市)では、飼料用トウモロコシとイタリアンライグラスの二毛作で、トウモロコシの播種作業時間を58%削減でき、慣行同等の収量が得られる耕うん同時播種技術を開発した。市販の縦軸型(バーチカル)ハローと鎮圧用ローラー、油圧で昇降できるPTO中間軸付きヒッチ、真空播種機を組み合わせた複合作業機を使う。イタリアンライグラスの収穫作業と重なる5月に、大幅な省力化につながると期待されている。

(9面・営農技術)

〈写真:幅50センチほどの未耕起部ができるが、トウモロコシの収量には影響しない〉