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サル被害防止へクマのオブジェ【新潟県・9月3週号】

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 【新潟支局】以前からサルによる野菜などへの被害に悩まされている、湯沢町芝原集落の笛田雄三さん(60)は「サルが怖がる動物のオブジェを使えば効果があるのでは」と思いつき、クマなどのオブジェを自作。サル被害防止対策に取り組んでいる。
 「昨年は自宅脇の畑をネットで囲いましたが、サルにやられました。今年はネットの中に、自作のオブジェを入れてからは、サルが近寄ってきません。一定の効果があるみたいです」と手応えを感じている。全て手作りで、クマでは横向き、縦向きと2パターンがある。
 「近所の人からもオブジェを作ってほしいと声を掛けられます。集落内では、自分が作ったオブジェによるサル被害防止対策が広がってきています。今後は、色の工夫もしていきたいです」と意欲をみせる。

〈写真:畑の内にオブジェを設置してある〉