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獣医師が養蜂 牛同様に手をかけて【福島県・9月3週号】

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 【福島支局】家畜医院を営む猪苗代町の小須田治祐さん(84)は、「学生のころから興味があった」という養蜂を楽しんでいる。
 小須田さんは数年前まで農業共済指定獣医師として牛の診療にあたっていた。「ミツバチは家畜と同じで、手をかければかけるだけ期待した結果が生まれるのが面白い」と話す。
 ダニなどの防虫対策や抗生物質の投与、天敵であるスズメバチ対策、巣箱の改良補修、女王バチの更新と作業は多岐にわたる。
 「養蜂によって自然を学ぶことができるのも魅力の一つ」と話す小須田さんは、トチやアカシアをはじめとしたさまざまな花の咲く時期などを調べたりと、四季を感じながら活動を続けている。

〈写真:蜜を採る小須田さん〉