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分娩・発情監視通報システム「モバイル牛温恵」 母牛の体温計り通知 ―― 大分県農林水産研究指導センターと民間企業が共同開発(9面・営農技術)【2015年9月3週号】

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 牛の分娩(ぶんべん)予定日が近づくと、農家は定期的に夜も見回りをするなど負担が大きい。大分県農林水産研究指導センター畜産研究部(竹田市)と、動物用医療機器製造販売業・株式会社リモート(別府市)らが共同で開発した分娩・発情監視通報システム「モバイル牛温恵(ぎゅうおんけい)」が畜産農家の負担軽減に役立っている。分娩を控えた牛の膣内に温度センサーを挿入・留置。体温変化などから「分娩の約24時間前」「第一次破水時」を農家にメールで知らせる。

(9面・営農技術)

〈写真:子機を説明する藤田主幹研究員〉