ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

米粉パン/店舗と移動で顧客広げる ―― 広島県三次市・福田千加子さん(11面・流通)【2015年9月2週号】

150909_01.jpg

 「姿形が変わってもお米はお米。米粉パンの魅力を伝えて、たくさんの人に味わってほしい」と話すのは、広島県三次市和知町で米の生産販売と農作業受託に取り組む、株式会社福田農場(福田一之代表)の福田千加子さん(46)。米粉用米として栽培する「あきろまん」や自家産野菜を原料にした米粉パンなどを販売する直売所「米粉ハウス・米豊霧〈まいほうむ〉」の店長を務める。一日約20キロの米粉を使用し、あんパンやクリームパンなどの定番商品に加え、季節限定など毎日40~60種類を並べる。公共施設やイベントでの移動販売も行い、一日平均400個を売り上げる。生産した農作物を2次加工することで付加価値を高め、地域内外に顧客創出を図っている。

(11面・流通)


〈写真:100以上のレパートリーの中から厳選して、その日作る米粉パンを決める千加子さん〉