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ベリーなどの色素で塩に彩り【青森県・8月4週号】

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 【青森支局】むつ市緑ヶ丘で「ベリーオーチャド下北」を経営する大平貞仲さん(64)、南さん(32)親子は2003年からベリー類を栽培している。現在は主力のブラックベリーやボイズンベリーの増殖に力を注ぎ、食塩やフルーツソースなどの加工・販売にも取り組んでいる。
 収穫されたベリーは冷凍保存される他、加工品に姿を変える。商品開発・製造は主に南さんが手掛けている。中でも人気商品は「コレクション・天然色塩」として販売されている食塩。ベリーの他、カボチャ、ホウレンソウ、レモンなど天然成分の色素での発色が特徴だ。一本一本手作業で瓶詰めし、市内外をはじめ、東京都内にも出荷している。
 南さんは「私たちが作るユニークなお塩でお客さまが生活を楽しんでいただければ幸せです」と笑顔で話す。

〈写真:人気商品を手に南さん〉