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完熟マンゴーを販売しファン増やす【静岡県・8月4週号】

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 【静岡支局】三島市玉川の鈴木農園、鈴木貴之(すずきたかゆき)さん(40)は、ビニールハウス2棟(15アール)でボックス栽培を取り入れたマンゴー作りに取り組んでいる。
 ボックス栽培とは、通気、排水に優れた専用鉢を使用する栽培法で、根の成長を抑制してストレスを与えることで、高糖度のマンゴーを実らせることができる。また、鉢単位で管理するため、確実な施肥管理や微妙な水分量のコントロールが可能という。
 鈴木農園では早取りはせず、完熟しネットに自然落下したマンゴーを収穫する「完熟収穫」を徹底しているため、手元に届いたらすぐに食べることができる。
 「購入されたお客さまがリピーターとなり、マンゴーがあまり好きでなかった人も『鈴木農園のマンゴーを食べたら好きになりました』と言う声をきくと農業をやっていてよかったと思います」と鈴木さんは話す。

〈写真:マンゴー農園で鈴木さん〉