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高校生が米粉のレシピ開発へ意欲【栃木県・8月3週号】

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 【栃木支局】オリジナルの米粉加工食品を3年生の課題研究で作る、宇都宮白楊高等学校の米粉研究チームの4人。藤田政弘食品科学科長は「2人一組で来年1月の課題研究発表に向け、米粉マカロンと米粉蒸しパンをそれぞれ研究・製造しています」と話す。
 米粉マカロンを作る竹澤愛莉さん(18)は「つやが出にくく、ピエができにくい。お店で焼き方のこつなどを勉強しています」と意気込む。
 米粉蒸しパンを研究する大栗杏華さん(18)は「焼き上がりは米粉特有のもっちり、ふわふわした食感でとてもおいしいですが、時間がたつと、それが無くなってしまうので水分量などを調整しています」と課題点を話す。
 藤田科長は「手軽にできる米粉の加工食品のレシピを考えていきたい」と若い力に期待を寄せている。

〈写真:オリジナルの米粉加工食品作りをする生徒ら〉