大豆圃場に繁茂した難防除雑草・外来(帰化)アサガオ類の除草対策として、埼玉県秩父市太田の集落営農組織「大田営農推進協議会」は、生育時期ごとに効果的な除草剤を組み合わせて年3回の散布体系を実施する。以前は機械収穫ができない圃場がでるほどの激発だったが、昨年は全圃場で収穫に影響がない密度まで低減した。地域では、農林振興センター・生産者・農業団体などが連携し、発生地点を地図化、住民へチラシで抜き取りを依頼するなど、農地以外でも徹底したまん延防止に努めている。
(11面・営農技術)
〈写真:散布後の効果を確認する冨田俊和会長(左)と冨田幸夫副会長〉