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豊橋茶を多くの人へ 商品開発に力【愛知県・8月1週号】

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 【愛知支局】「自宅近くに茶園があるからこそ、きめ細かい管理で生産できます」と豊橋市で5ヘクタールの茶畑を経営している岡本広巳(おかもとひろみ)さん(62)。
 岡本さんは「翠茗園(すいめいえん)」の4代目として、親子3人で茶園を経営している。父の代から3世代にわたり、全国および愛知県茶品評会で品質の良さを評価され、農林水産大臣賞を受賞している。
 「安全・安心な自園自製100%の緑茶・紅茶を多くの方に飲んでもらいたいです」と岡本さん。
 JAなどの産直やスーパーに卸すだけでなく、休日には実演販売や詰め放題などのイベントを実施。豊橋茶を使用した煎餅(せんべい)やパンなど、新商品の開発に積極的に取り組み、茶の地産地消に力を入れている。
 後継者に引き継いでいくにあたり、「型にはまらない、オリジナルな豊橋茶を提案してほしい」と期待を込める。

〈写真:茶の商品を手に岡本さん〉