【福島支局】「冬場の退屈しのぎに3年前から竹かごを作り始めました」と話すのは矢吹町で水稲150アール、インゲン20アールを営む安田亨さん(80)。
材料のシノダケは自分で調達する。「完成したら全部、知人やご近所さんに配っています」と話す安田さん。現在では1日1個、1シーズンで50個ほど制作する。
安田さんが作ったかごを愛用する近所の人からは「安田さんの竹かごは軽くて丈夫だから農作物の収穫などで重宝しています」と評判が高い。
「作り始めると夢中になってしまいます。喜ばれる趣味なので、続けていきたい」と安田さんは張り切っている。
〈写真:竹かごと安田さん〉