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自家産大豆を加工でよりおいしく【北海道・7月3週号】

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 【北海道支局】JAみねのぶ(美唄市峰延)管内の農家女性6人グループ「気ままな主婦の会(代表=前川和子さん)」は、「転作大豆の付加価値を高め、峰延を盛り上げたい」と自家産大豆の加工品作りに取り組んでいる。今年3月には新商品を発売し、ラインナップは10種類を超える。
 「大豆で発芽米のような健康食品作りを」と、発芽大豆を蒸して塩で味付けして真空パックした「発芽姫」を商品化。この他にみそ、黒豆茶、かりんとうなど、大豆を使った商品や総菜を次々に商品化した。
 今春発売した「食卓のタレ」は美唄市が提案する農商工連携を受けて市内の食品会社と共同で開発したもの。発芽大豆の豆乳を食品会社でドレッシングに加工する。
 「タレは好評です。峰延の大豆を多くの消費者にPRしたい。タレが流通に乗ったら美唄市を生かした商品を作り、市全体をもっと盛り上げたい」と力を込める。

〈写真:「発芽姫」やドレッシングなどの加工品〉