【鹿児島支局】「毎朝5時半に起きて、牛の世話をしてから学校に行きます」と話す、曽於市末吉町の徳永楓翔(とくながかいと)くん(12)。牛が大好きで、小学2年生から毎日のように自宅隣にある祖父・良治(よしはる)さん(65)の牛舎へ行き、牛の餌やりや掃除などを手伝うようになった。
背中に「牛一筋」と書かれた自慢の青い服を着て、競り市で牛を引くことや品評会に行くのが楽しみだという。「競り市でおじいちゃんの牛が高値で取引されたときはうれしいです」と笑顔を見せる。
楓翔くんの将来の夢は「日本一の牛飼いになることです」と力強く話した。
〈写真:牛舎で牛を引く楓翔くん〉