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ミニトマト 味にほれ込んで【岩手県・7月3週号】

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 【岩手支局】果皮が薄くて糖度が高いミニトマト「プチぷよ」をビニールハウス2棟(7.5アール)で千本栽培する矢巾町土橋の細川浩光(ほそかわひろみつ)さん(53)。プチぷよの魅力を消費者に直接届けたいと、自ら店頭に立ち、積極的にPRする。
 試験栽培を提案された細川さんは7年前から栽培に取り組んでいて、昨年から盛岡市下飯岡の産直施設「サン・フレッシュ都南」で本格的な販売を開始。「おいしいだけでは買ってもらえない。生産者だからこそ分かる商品の魅力を直接伝えたい」と、週末は売り場に立って自ら消費者に声を掛けるなど、販売にも力を入れている。
 果肉が柔らかすぎて輸送に向かないため、出荷は地元産直に限られるが、「ここでしか買えない」というセールスポイントとしてPRする。
 細川さんは「魅力を多くの人に知ってもらえるよう、もっとPRしたい」と意欲的だ。

〈写真:「お客さまの喜ぶ顔が見たい」と細川さん〉