【福島支局】自家栽培のキクイモでしょうゆ漬けを作って直売所で販売する玉川村南須釜の塩沢栄子さん(75)は、「漬物作りは重労働でとても大変な作業ですが、『おいしい』という言葉が何よりもうれしく、励みになります」と話している。
キクイモのしょうゆ漬けは自家産のキュウリも使っていて、塩沢さんの作る漬物の中でも特に利用客から好評だ。
9月下旬からキクイモを収穫し、3月ごろまで加工・販売する。この期間にキュウリ50キロ、キクイモ60キロの仕込みを行うという。
出荷先は村の直売所「こぶしの里」で、他の漬物と、15アールで栽培する旬の野菜などを搬入している。
〈写真:キクイモを手に塩沢さん〉