【山口支局】岩国市周東町の林滋さん(66歳、水稲43.5アール)は、コンバインの作業効率を上げるため、随所に工夫を凝らしている。
コンバインには刈り取りレバーと脱穀レバーの二つがあるが、林さんのコンバインには脱穀レバーに特別のスイッチが付いている。「スイッチは搬送チェーン(刈り取った稲をこぎ胴に送る)だけオンオフができ、脱穀部内でもみを処理しきれなくなるとスイッチをオフにし、搬送チェーンだけを止めて脱穀部内の負荷をやわらげる仕組みです」と話す。
「今後もアイデアを生かして使いやすくしていきたいです」と話している。
〈写真:脱穀レバーに設置したスイッチ〉