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熊本県などで大雨被害 水田や園芸施設に打撃/NOSAIが現地確認急ぐ(2面・総合)【2015年6月4週号】

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 九州に停滞する梅雨前線の活動が活発化し、11日に熊本県などを中心に猛烈な大雨となり農業被害が発生した。
 農業共済新聞によるNOSAI団体への聞き取り(15日現在)では、NOSAI熊本(熊本県農業共済組合)管内では、園芸施設140棟で内作物の冠水被害などが発生している。水稲301ヘクタールで冠水や土砂流入・流出のほか、麦68ヘクタールで冠水や倒伏、穂発芽の被害があった。NOSAI熊本は「今回の災害は、被害にあった農家にとって大打撃。特に収穫目前の被害は痛い。迅速な対応を心掛ける」とする。

(2面・総合)

〈写真:土砂崩れで損壊したハウス(熊本県宇城市三角町、16日撮影、提供:NOSAI熊本)〉