【香川支局】「もち麦は食物繊維が豊富で、食べたとき、もっちりとおいしいのが特徴です」とは、さぬき市鴨部の「株式会社農業工房かべっこ」(米・麦経営、六車孝雄代表)で、もち麦50アールを栽培している六車拓哉さん(31)。
5年前、愛媛県の人から栽培を勧められたのがきっかけ。粘性が強いもち麦は、麦飯独特の「ぼそぼそ感」がなく、「もちもちした食感」を持つ。また、食物繊維の含有率が高く白米の約10倍。健康ブームと相まって、ヘルシー食品として注目され始めている。
食べ方は、白米に混ぜて炊く他、リゾットやコーンスープに混ぜても良い。加熱調理すれば冷めても硬くなりにくく、食味も変わらない。「今後は、もち麦を多くの人に知られるようPRしていきたい」と拓哉さんは話す。
〈写真:「ぜひ一度食べてみてください」と商品を手に、もち麦の圃場で拓哉さん〉