TPA法案の動向注視 環太平洋連携協定(TPP)交渉参加12カ国が米グアムで開いていた首席交渉官会合が5月27日、閉幕した。引き続き開く予定だった閣僚会合は、交渉妥結の条件とされる米国の大統領貿易促進権限(TPA)法案の成立見通しが立たないことから見送られ、次回の閣僚会合の日程も設定されなかった。ただ、交渉参加国は早期合意を目指 す方針を堅持。TPA法案も上院で可決し、下院での審議が始まる。法案の動向次第では、6月下旬にも閣僚会合を開く可能性もあり、注視が必要だ。
(2面・総合)
TPA法案の動向注視 環太平洋連携協定(TPP)交渉参加12カ国が米グアムで開いていた首席交渉官会合が5月27日、閉幕した。引き続き開く予定だった閣僚会合は、交渉妥結の条件とされる米国の大統領貿易促進権限(TPA)法案の成立見通しが立たないことから見送られ、次回の閣僚会合の日程も設定されなかった。ただ、交渉参加国は早期合意を目指 す方針を堅持。TPA法案も上院で可決し、下院での審議が始まる。法案の動向次第では、6月下旬にも閣僚会合を開く可能性もあり、注視が必要だ。