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流し込み施肥/水稲追肥作業を省力化 水口から投入 均一に拡散(12面・資材)【2015年5月4週号】

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田面高低差は10センチ以内で 高温障害回避策として
 水田の水口から粒状や液状の肥料を灌漑(かんがい)水と一緒に流し入れる「流し込み施肥(流入施肥)」が、水稲追肥作業の省力化につながると注目されている。尿素などを水に溶かすか、メーカーが販売する専用肥料を利用する方法もある。ただ、水田全面に均一に行き渡らせるには、レベラーによる均平作業や丁寧な代かきなどが必要だ。最近は全量元肥施肥が普及するものの、猛暑で生育途中に肥え切れを起こすケースもあり、高温障害対策には、天候に応じた適切な追肥が欠かせない。流し込み施肥のポイントや専用肥料の特徴などを紹介する。

(12面・資材)

〈写真:水口から肥料を投入するだけで、水田全面に行き渡る〉