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農高生が企業と連携し菓子パン作り ―― 地場食材たくさん使って【秋田支局・2015年5月3週号】

150520_07+08.jpg 【秋田支局】秋田市の秋田県立金足農業高等学校(鈴木誠孝校長・生徒数524人)では、生徒がローソン、たけや製パンとプロジェクトチームを組み、「金農パンケーキ」を共同開発している。今年で4回目を迎え、期間限定で発売される金農パンケーキのネームバリューが徐々に定着しつつある。
 生地には県産「あきたこまち」の米粉を使用するなど食材は地場産で、もちもちの食感と生地のボリュームアップを実現した。中身の材料にも県内産の農産物を積極的に取り入れている。
 商品名とパッケージのデザインも生徒たちが考案。初年度から毎年約10万個をたけや製パンが製造し、ローソンで販売。いずれも完売している。
 プロジェクトのメンバーの佐藤千穂さん(17)は「幅広い年齢層の方々においしく食べていただける商品です。昨年との味の違いも楽しんでもらいたいです」と話している。


〈写真上:金農パンケーキを手掛けるメンバー〉
〈写真下:2種類の金農パンケーキ〉