店舗の目の前は牛の放牧地 利用客が「地産地消を実感」
「お客さんの"おいしかった"の一言がやりがいにつながっている」と栃木県那須町豊原丙で摩庭牧場を営む摩庭正さん(58)。長男の洋介さん(32)とともに経産牛40頭、未経産牛6頭、育成牛5頭を約3ヘクタールの放牧地で飼養する。牧場に併設する「MANIWA FARMチーズケーキ工房」では、妻の令子さん(59)らが牧場産の生乳を100%使った手作りのチーズケーキや牛乳、ソフトクリームなどを販売する。店を訪れる利用客とのふれあいや、家族との語らいが仕事の励みになっている。
(3面・暮らし)
〈写真上:「牛にも人にも無理をさせないことが一番だ」と正さん〉
〈写真下:「チーズ特有の臭みが少なく、子供でも安心して食べられるのでよく買いに来ます」と令子さん(右)からチーズケーキを受け取るリピーター〉