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農水省/飼料用米生産コスト半減へ 10年後の目標設定(2面・総合)【2015年5月3週号】

 林芳正農相は12日、政府の産業競争力会議の会合で、新たに2025年までに飼料用米の生産コストを13年比で5割程度低減するとの達成すべき成果目標(KPI)を設定する方針を明らかにした。年央に改訂する政府の「日本再興戦略」に盛り込む。  3月末に閣議決定した食料・農業・農村基本計画で掲げた、飼料用米の10アール当たり収量5割向上と、担い手の米生産コスト4割低減により実現を目指す。基本計画では、多収性専用品種の開発・導入や新たな栽培技術の実証、施設の再編整備、流通の合理化などを進める方針を掲げている。

(2面・総合)