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移住希望者を住民と一緒に支援 来て・見て・体験を ―― 千葉県大多喜町・NPO法人「大多喜みらい塾」(1面)【2015年5月3週号】

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季節ごとにイベント開催 住居や生活などの相談も
 千葉県大多喜町で移住・定住促進を図るNPO法人「大多喜みらい塾」は、地元住民とともに、裏作にレンゲを育てる「レンゲ米」の田植え、伝統文化の木炭作り、廃校でのキャンプなど年間約20回の体験イベントを企画する。「地元で当たり前のことが外からの人には魅力になる。実際に来て知ってもらうことで移住者を増やす足がかりとなる」と理事長の上治信(じょうじまこと)さん(63)。移住希望者には、事前に住まいや生活などについて相談や情報提供で支援する。3年間の活動で16人が新たに生活している。


(1面)


〈写真:「もっとレンゲの花を咲かせたい」「排水対策が大事」などと圃場で話し合う上治さん(右)と小倉さん〉