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子牛哺乳用バケツ固定器具を作製 ―― ミルクがこぼれない【長崎支局・2015年5月2週号】

150506_10.jpg 【長崎支局】繁殖牛75頭を飼育する南島原市深江町の横田光正さん(45)は、子牛の哺乳用バケツを固定する器具を作製した。
 哺乳用バケツでは、子牛の哺乳力が強くミルクがこぼれたりすることが時々あった。作製した器具の円の直径は27センチと20センチ。バケツの大きさに合わせて使用する。
 また、子牛用の配合飼料給餌ボトルを固定するホルダーも作製。ホルダーは子牛の成長に合わせて高さが調整できる。どちらの器具も横田さんが作製した子牛用の枠に取り付けることができるという。
 この器具を使用する同地区の繁殖農家は「以前は大変だった作業が今ではとても楽になった」と話す。横田さんは「これからも工夫し、良質な子牛を育てていきたい」と話す。


〈写真:固定された哺乳バケツからミルクを飲む子牛〉