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コマツナ/自家製カボシが土壌改善に 有機質肥料で年8〜9作 ―― 山形県尾花沢市・あさあけ農場(13面・営農技術)【2015年5月2週号】

150506_03.jpg 山形県尾花沢市丹生の株式会社あさあけ農場では、マッシュルーム栽培で利用した馬ふん由来の堆肥に有機質肥料を配合して発酵させたボカシ堆肥を施用し、糖度3.5度以上のコマツナを有機栽培する。ハウス単位で年間8〜9回転し、連作障害を回避しながら周年出荷する。県内農家にも栽培技術を指導し、生産されたコマツナを買い取り、「あさあけ農場ブランド」として県内スーパーに出荷している。代表の加藤元昭さん(67)は「土作りは、安全・安心で品質の高いコマツナを作り続けるための命だ」と話す。

(13面・営農技術)

〈写真:加藤さん(左)に栽培方法などを相談する和合小松菜組合の菅井さん〉