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転作・作業受託担当し農地維持 定年組は地域の担い手 ―― 岡山県津山市・農事組合法人アグリ堀坂(1面)【2015年5月2週号】

150506_01.jpg 「まちづくりの一環として、農地維持に取り組んでいる。それが地域の活性化につながれば」と岡山県津山市堀坂の農事組合法人アグリ堀坂の安達正美代表(66)は話す。組合員87戸の農地46ヘクタールを集積し、3ブロックに分けて団地化。そのうち1区画で転作に取り組み小麦や加工用米、飼料用米などを栽培する。組合員は兼業農家がほとんどで水稲作は各戸で実施。主に定年後の60代で構成する作業従事者12人で転作に取り組む。後継者不足を抱える中、地域の組合員で農地維持に貢献する。湛水(たんすい)直播やグラウンドカバープランツの導入などで省力化し、無理のない営農を継続する環境づくりに努めている。

(1面)

〈写真:イベントについて話し合う安達代表(左)、西川理事(奥)、内田晶二理事(66)〉