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経験豊富で地域に密着 積極的に事業を推進 ―― 香川県・NOSAI香川(5面・NOSAI)【2015年5月1週号】

150501_03+04.jpg NOSAI香川(香川県農業共済組合)では、管内で委嘱するNOSAI部長に対して、災害が発生した際には、被害申告を呼び掛けるなど、積極的な事業推進の協力をお願いしている。損害評価員を兼務するNOSAI部長も多く、長年の栽培経験や評価眼を生かして地域営農の重要な役割を果たしている事例も多い。地域に詳しく経験豊富なNOSAI部長2人を取材した。


 「万が一の被害に備えて安心のために加入している。あくまでも農業収入を得て生活するのが基本だ」と丸亀市綾歌町富熊の佐藤文治郎さん(65)は強調する。NOSAI部長を15年ほど経験し、19戸を担当。水稲と果樹の損害評価員も兼務している。被害申告の取りまとめや年6回発行する広報紙の配布、建物共済と農機具共済の推進を行う。

7月に説明会/評価眼磨く
 「NOSAI制度は安定した経営のために必要な制度だ」と高松市東植田町の上原一輝さん(59)は話す。
 NOSAI部長を20年以上経験し、現在は東植田地区共済部長協議会長を務める。水稲の損害評価員との兼務だ。28戸を担当し、被害申告の取りまとめや、広報紙の配布、建物共済と農機具共済の事業推進、掛金納入期限の周知など役割をこなしている。

(5面・NOSAI)

〈写真上:組合員に広報紙を手渡す上原さん(右)〉
〈写真下:選果作業をする佐藤さん(左)と妻の恵子さん〉