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口蹄疫/韓国など近隣諸国で発生続く 防疫対策の徹底・強化を(2面・総合)【2015年5月1週号】

 韓国など近隣諸国で口蹄疫の発生が続き、特に人や物の往来が活発化し、国内への侵入リスクが高まる大型連休は十分に警戒する必要がある。農林水産省は4月21日、全国家畜衛生主任者会議を開き、都道府県の担当者に生産現場での飼養衛生管理基準の順守など防疫対策の徹底・強化を呼びかけた。5年前に宮崎県で発生した口蹄疫では、約30万頭もの牛・豚が犠牲になった。口蹄疫は侵入すれば、発生地域はもとより国内畜産業に深刻な打撃を与える恐れがある。家畜伝染病への危機意識を国全体で共有し、実効性ある防疫対策を強化していく必要がある。

(2面・総合)