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春と秋に職員が肥育牛を削蹄 和牛産地支える ―― 長崎県・NOSAI県北(5面・NOSAI)【2015年4月2週号】

150408_03.jpg 「削蹄が大事と分かってはいるが、稲わらの回収などいろいろな作業があり、一人ではとてもできない。NOSAIに手伝ってもらえるのは本当に助かる」と井上義見(よしみ)さん(67)は笑顔を見せる。長崎県大村市中里町で和牛約120頭を肥育する。大村市は、枝肉が平均500キロを超える和牛肥育の産地だが、農家の高齢化が進む。NOSAI県北(長崎県北部農業共済組合、小川肇組合長)大東支所は、春と秋の年2回、肥育農家の依頼を受けて職員が削蹄を実施する。NOSAI獣医師やJA職員も協力し、地域の関係者が一丸となって、産地を支えている。

(5面・NOSAI)

〈写真:農家に押さえてもらった子牛に注射する田中獣医師(右)〉