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10種類の野菜を一袋に ―― 喜んでほしいから【長野支局・2015年4月4週号】

150422_12.jpg 【長野支局】「無農薬栽培なので『安全・安心』。すべて生で食べられるのよ」と話す、安曇野市穂高有明の中村きよ子さんは、一年を通して地元の直売所に約10種類の野菜を入れた「ミックスサラダ」を出荷している。
 中にはミズナ、からし菜、シュンギク、アスパラガス、レタスなどが入っていて、1袋約200グラム120円で販売している。
 もともとキクやストックなどの花や稲の栽培をしていた中村さんが、ミックスサラダ用の野菜の栽培を始めたのは約5年前。力仕事に苦労するようになって、何か軽い作物を作れないかと考えたという。「小さな野菜をいろいろミックスして売り出せばきっとみんな喜んでくれる」と思いついたのがきっかけとなった。今では直売所に出せばすべて売り切れてしまうほど好調だ。


〈写真:畑で野菜パックを手に中村さん〉