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農研機構は7日、研究者と生産現場が相互に情報を発信・共有できる「雑草生物情報データベース」の運用を本格的に開始したと発表した。一般的な雑草種の防除管理情報をはじめ、新たな難防除雑草として大きな問題となっている除草剤抵抗性雑草や外来(帰化)雑草に関する最新の分布状況や防除事例などを蓄積・公開していく仕組み。生産現場などから寄せられた最新情報も含めて内容を更新し、正確な情報に基づく「総合的雑草防除技術(IWM)」の構築・実践など適切・的確な防除管理への活用を目指す。
(9面・営農技術)
〈写真:「生産現場からも積極的に情報を提供してほしい」と呼びかける黒川主任研究員〉