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トマト節水栽培 糖度7度以上が8割 ―― 宮城県大崎市・有限会社マルセンファーム(15面・営農技術)【2015年4月2週号】

150408_05.jpg 「高糖度で味が良く、高品質のトマトを目指している。お客さんのリピート率も高い」と宮城県大崎市鹿島台大迫で有限会社マルセンファームを経営する千葉卓也代表(42)は話す。水分を最低限に抑えてゆっくり育てる節水栽培農法で高いときには10度以上の高糖度トマトを生産する。慣行栽培で1個250〜350グラムとなる大玉トマト品種は150グラム前後となるが、8割ほどが糖度7度以上になる。トマトは光センサーを使って糖度ごとに選別し「極上デリシャストマト(約10度以上)」などとして庭先や直売所などで販売する。

(15面・営農技術)

〈写真:「水をいつどのくらい与えるかの駆け引きが難しい」と哲也さん〉