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自家産米粉でスイーツの店 ―― パンにも挑戦したい【新潟支局・2015年4月1週号】

150401_14.jpg 【新潟支局】米粉を中心とした手作りスイーツとカフェの店「ママのおやつ」を昨年9月にオープンさせた津南町羽倉の早河史恵さん(43)。
 同店は夫の聖光(きよみつ)さん(46)が代表取締役社長を務める「フェアリーズファーム」の事業の一つ。史恵さんが店長兼パティシエを務めている。スイーツの素材は、同社が栽培する「コシヒカリ」の米粉やイチゴ、100羽ほど飼育する鶏の卵と地元の津南牛乳など、地場産を半分以上使用している。
 米粉は業者に依頼し、細かく粉砕するため、ロールケーキなどは「ふんわり柔らかい」と顧客から評判だ。
 「小麦粉に比べコストは掛かりますが、自家産を使い、家族に食べさせるつもりで心を込め作っています」と史恵さんは笑顔で話す。
 利用者は「この店のスイーツは、子どもが大好きです。津南町の材料が多く使われているので、安心して食べられます」と魅力を話す。
 史恵さんは「米粉パンにも挑戦したいですね」と新商品の開発にも意欲的だ。


〈写真:米粉を手に史恵さん〉