ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

味の良さで売り切る「かんきつ中間母本農6号」(10面・流通)【2015年4月1週号】

150401_05.jpg農家、仲卸、専門店などが連携 「まさる君研究会(農6研究会)」
 農家と仲卸、果実専門店などが連携する「まさる君研究会(農6研究会)」は、良食味のかんきつ「かんきつ中間母本農6号」の生産、販売拡大に乗り出している。2月ごろに収穫して約1カ月予措すると、糖度が14〜15度に上がる。貯蔵性に優れ、5月まで生果や生搾りジュースの販売が可能だ。本年産は、山口県と静岡県の農家9戸が60アールで5トンを生産し、仲卸2社に全量出荷する。取引価格は、生食用でキロ250円だ。果実が小玉で皮がむきにくい点があるものの、食味が良く評判を呼んでいる。生産者にも栽培がしやすいと好評だ。

(10面・流通)

〈写真:出荷前のかんきつ中間母本農6号を手に吉澤さん。Mサイズが約6割を占める〉