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米粉の菓子 ―― 自家産、地場産をふんだんに使って【秋田支局・2015年3月4週号】

150325_13.jpg 【秋田支局】仙北市西木町の農事組合法人「サンファーム西木」(藤村隆清代表)が経営する「こめっこ工房輝楽里(きらり)」では、自家産「あきたこまち」の米粉を使った菓子類の製造に取り組んでいる。
 主な商品は、焼きドーナツやクッキー、カップケーキの他、たい焼きやアップルパイやピザなど。いずれもあきたこまちを使用している。
 たい焼きのあんは、専門業者へ委託した特注。「品質へのこだわりを持ちながらも、できるだけ地元の農産物を活用したい」と、ピザに添える野菜は自家産のタマネギやトマトを使う他、ドーナツやたい焼きには地元産のホウレンソウを取り入れる。
 小麦アレルギーのある消費者からも喜ばれ、注文をよく受けるという。店長の藤村和子さん(55)は、「米粉の新商品を考案中。これからも質を落とさず、地元産にこだわってやっていきたい」と話している。


〈写真:自家産あきたこまちを使った菓子類〉