2014年産の国産大豆価格が高値で推移している。日本特産農産物協会が実施する入札取引では、2月の平均落札価格は前月比37円(0.3%)高の60キロ1万2706円となった。消費者の国産ニーズの高まりを受け、豆腐や納豆を製造する実需者が国産確保に向くが、現在の価格水準に国産離れを危ぶむ声も出ている。国産大豆の継続的な使用には生産と価格の安定が課題とされており、主要な産地では、生産安定技術の普及や新品種導入、契約栽培など安定供給に取り組んでいる。
(9面・流通)
2014年産の国産大豆価格が高値で推移している。日本特産農産物協会が実施する入札取引では、2月の平均落札価格は前月比37円(0.3%)高の60キロ1万2706円となった。消費者の国産ニーズの高まりを受け、豆腐や納豆を製造する実需者が国産確保に向くが、現在の価格水準に国産離れを危ぶむ声も出ている。国産大豆の継続的な使用には生産と価格の安定が課題とされており、主要な産地では、生産安定技術の普及や新品種導入、契約栽培など安定供給に取り組んでいる。