「生産した小麦の消費まで見届けられて、やりがいを感じる」と笑顔を見せるさん(61)。三重県鈴鹿市算所のNPO法人「ファームランド鈴鹿」の副理事長を務め、生産者約10人と小麦「あやひかり」約90ヘクタールと「ニシノカオリ」約10ヘクタールを作付け、「鈴鹿小麦」としてブランド化する。地産地消による地域発展を目指すファームランド鈴鹿には、市内のうどん店や農産物直売所の経営者も参加し、鈴鹿小麦のうどんや小麦粉を販売。種まきや収穫、菓子作りなど市民参加の体験イベントを開き、ブランドを浸透させている。
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〈写真:うどん店「ゑびすや」の前で。左から杉野副理事長、後藤副理事長、森下理事長〉