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自家野菜の漬物 ―― 味のばらつき解消 サイズなども工夫【山形支局・2015年3月2週号】

150311_10.jpg 【山形支局】「もともと料理や漬物作りが好きだった」と話す、小国町増岡の舟山恵子さん(62)は、7年前から自家産野菜を使って約10種類の漬物を製造・販売している。
 「恵子の漬物」と名付けて、夏はナスやキュウリ、冬はダイコンやカブなどで製造。現在、町内のショッピングセンターで販売している。
 「一番気を使うのは味」と話す舟山さん。最初は、作るたびに仕上がりの味が違い悩んだが、調味料の分量をより厳密に量り、統一した味が出せるよう努力した。
 消費者の意見を聞きながら、買いやすい価格やサイズにしている舟山さん。全商品を税込み300円にして、売れ行きを見ながら週2回、1回50個ほどを出荷。売れ残りはほとんどなく、安定した売れ行きを見せている。
 「栽培や加工の技術をさらに向上させ、消費者から『おいしい』と言ってもらえる商品を作っていきたい」と意欲を見せる。


〈写真:商品と舟山さん〉