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地場野菜や加工品 ―― 移動販売に多くのファン【秋田支局・2015年3月1週号】

150304_15.jpg 【秋田支局】自家産野菜や加工品を提供する、北秋田市鷹巣の「まごころ直売所」(佐藤詳子会長=63歳)は、専用車で移動販売を行っている。
 もともと、店頭販売をしていた同直売所。佐藤会長は「近くに大型量販店ができ、利用者が減ったため、思い切って移動販売に切り替えた」と経緯を話す。
 商品は季節によって変わり、夏は会員が収穫する農産物、冬は餅の加工品や洋菓子などがメーンになる。「冬期間はどうしても野菜が足りない。会員がもっと増えれば、品数も充実してくるのだけれど」と問題点を挙げる。
 個人宅を巡る火曜日の移動販売では、毎週来るのを楽しみにするファンも多く、ついつい雑談が長くなることもあるよ」と笑う。
 佐藤会長は「メンバーは、それぞれ日常の仕事をしながらの活動なので、大変なときもある。それでも仲が良いため、やりがいをもって続けているよ」と笑顔を見せる。


〈写真:移動販売で新鮮野菜や手づくりの加工食品を届ける〉