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ニラ産地PRに着々 ―― シェフ考案の調味料 販売開始【高知支局・2015年2月4週号】

150225_14.jpg 【高知支局】ニラの生産量日本一の香南市のニラを使い、東京の料亭「菊乃井」の堀シェフが監修した「こじゃんと!ニラソース」がこのほど発売された。
 これは、ニラを使って食の町おこしができないかと、2010年に土佐香美農協、高知県園芸連、香南市観光協会が協力して立ち上げた「ニラプロジェクト実行委員会」企画商品の第3弾。
 「香南市のパワーフードであるニラ。これを使って緑鮮やかなソースを作りました」と話すのは、同市観光協会の足達局長。疲労回復やビタミンの吸収を高める効果が期待できるニラをふんだんに使用しているのがこのソースの特徴。炒め物の味付けやドレッシング、焼いた肉などにソースとしてそのままかけるなど、幅広く活用できる。
 「今後、さらに市のPRにつなげていけると思っています。『ニラ日本一の香南市はどんなところかな』と足も運んでほしい」と足達局長。
 土佐香美農協園芸部ニラ部会部会長の秋山雅彦さん(61)も「ニラの消費につながることを期待しています」と話している。


〈写真:販売された「こじゃんと!ニラソース」〉