ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

エミューを飼育 ―― 6次化を夢見て【新潟支局・2015年2月3週号】

150218_10.jpg 【栃木支局】栃木市都賀町深沢の氏家幸一さん(61)は、「コシヒカリ」などを栽培(270アール)する他、農閑期の収入源になればと、オーストラリア原産のエミューの飼育を2012年から始め、現在は9羽を世話している。
 飼育は、北海道の牧場から、ひなを4羽譲ってもらい始めた。餌は、くず米やくず麦、米ぬかなどを配合したものを与える。1年に20個ほど卵を産み、約50日でかえるという。
 氏家さんは「今後は、卵をかえし、エミューの数を増やしたいです。と殺や加工施設を作り、肉や革などの販売を進め、将来的には、エミューを飼育する農業生産法人を立ち上げ、地域に利益を還元していきたい」と抱負を話す。


〈写真:エミューと氏家さん〉