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地域ごとにNOSAI部長の勉強会 知識深めて交流も ―― 山形県・NOSAI山形中央(5面・NOSAI)【2015年2月1週号】

150204_05+06.jpg NOSAI制度の円滑な運営に、制度と地域をよく知るNOSAI部長の役割は大きい。山形県のNOSAI山形中央(山形中央農業共済組合、青柳長一郎組合長)では、NOSAI部長会を組織して勉強会を開催。制度の知識を深めるとともに地域のNOSAI部長や職員との交流の機会とし、お互いの信頼関係を築いている。20年以上の経験を持ち、事業推進にも力を発揮するベテランのNOSAI部長を取材した。


 山形市落合町の會田新吉さん(76)は、NOSAI部長を務めて約20年のベテランだ。水稲の損害評価員も兼務する。15戸を担当し、建物共済、農機具共済、園芸施設共済を推進するほか、年6回発行する広報紙や異動申告票、証券などを配布する。

事故経験生かして農機具共済を推進
 「『共済があって助かった』と言われたときにNOSAI部長をしていて良かったと感じる。加入していれば補償があるので安心して営農できる」と大石田町次年子の海藤憲一さん(61)は話す。NOSAI部長を務めて約25年になる。35戸を担当し、建物共済と農機具共済の推進のほか、広報紙や異動申告票の配布などを行う。

(5面・NOSAI)

〈写真上:會田さん(左)とNOSAI山形中央総務部企画情報課の遠藤貴之係長。月1回は顔を合わせるという〉
〈写真下:広報紙を受け取る海藤さん(左)とNOSAI山形中央総務部の鈴木守企画情報課長〉