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薬用作物契約栽培 安定収入が魅力 ―― 高知県越知町・農事組合法人ヒューマンライフ土佐(1面)【2015年2月2週号】

150211_01.jpg 「薬用作物としての品質を満たすため、栽培には細心の注意を払っている」と農事組合法人「ヒューマンライフ土佐」(山中嘉寿馬=かずま=組合長、役員7人)の箭野宏明副組合長(67)は話す。高知県越知町でミシマサイコなどの薬用作物を栽培する。医療用漢方薬製剤で国内シェアが8割を超える株式会社ツムラと契約して全量を販売。軽量で高齢者にも取り組みやすく、安定した収入が得られることから、新規就農する若者にも好評だ。四国でミシマサイコを栽培する五つほどの生産者グループから集荷し、加工・調製した上でツムラに納品する事業も手がける。

(1面)

〈写真:収穫したミシマサイコを洗浄するヒューマンライフ土佐監事の橋詰真二さん〉