ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

農水省「畜産クラスター」を推進 連携強化し増収目指す(2面・総合)【2015年2月1週号】

 農林水産省は、畜産・酪農の生産基盤対策で「畜産クラスター」の取り組みを推進する。畜産・酪農家と関連産業や支援組織との連携を促し、地域を挙げた収益性向上の体制構築を目指す。2014年度補正予算案と15年度当初予算案に合計279億円を計上。畜産クラスター推進の実証事業に加え、計画に位置付ける中心経営体の機械のリース導入支援などを措置する。3月に策定する新たな「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」(酪肉近基本方針)にも推進を明記する方針だ。畜産・酪農は、農家戸数や飼養頭数の減少で生産基盤の脆弱(ぜいじゃく)化が進む。耕畜連携による資源循環や飼料用米の普及など持続的な地域営農の確立に向けても畜産・酪農の振興が重要だ。

(2面・総合)