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希少な「黄桃」をジャムに加工【新潟支局・2015年1月3週号】

150121_09.jpg 【新潟支局】ほどよい酸味で甘味が強く、濃厚な味わいを楽しめ、果肉が黄色い希少なモモ「黄桃」を栽培する三条市大島の三次郎農園(渡辺正代表=55歳)。その桃をジャムに加工し、販売している。
 同農園で栽培する黄桃は甘く、一般的な白桃の平均糖度に比べ、2度ほど高い。黄桃は栽培面積が少ない上、病害虫に弱く、生食用として市場に出荷できるのは、収穫できた半分程度という非常に希少なモモだ。
 生食用に販売できなかったものを5年前からジャムに加工。B級品の中でも、糖度が高く品質の良いものを厳選している。顧客から「豊かな香りと深みのある味わい」と好評で、市外からも購入に来る。
 正さんの息子・亮介さん(20)は「ネットなどでも商品をPRしていきたい」と話す。


〈写真:加工している黄桃のジャム〉