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古代米 ―― 自家産稲わらでクラフト教室【宮城支局・2015年1月3週号】

150121_08.jpg 【宮城支局】「緑の香り」など観賞用5品種と、食用品種「黒米」「赤米」の古代米を70アール栽培する、大崎市田尻の「たじり古代稲生産組合」(澤口良夫組合長、組合員20人)では、生産した米や稲わらを使って加工食品の販売やクラフトを製作している。
 同組合は、生産部、クラフト加工部、食品加工部、営業販売部の4部門で構成。古代稲での6次産業化の確立に先進的に取り組む。
 中でもクラフト加工部は、地域の高齢者を対象とした教室や、小学校への出張教室を開くなど、地域の交流を促進する役割も果たす。生産した加工食品やクラフトは、地元の農産物直売所やスーパーで販売。個別発送も行う。
 事務局長の澤口健一さん(64)は「地域の交流の場としてみんなで楽しく活動していければ」と話す。


〈写真:稲わらのクラフト〉