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自家製ドライトマトを使った商品開発 ―― 香川県綾川町・まつもと農園(3面・暮らし)【2015年1月3週号】

150121_01.jpg 「青果と加工品でまつもと農園のファンを増やして作付面積を拡大し、地域農業の衰退を食い止めたい」と香川県綾川町陶でまつもと農園を営む松本稔さん(42)。トマトやキュウリなど野菜を栽培する傍ら、規格外品を乾燥させたドライトマトを使う加工品づくりを始めた。トマトのうま味が凝縮している素材を生かし、手軽にオイル漬けが作れる瓶詰めと洋風のだしのもとを商品化した。管理者を務める「道の駅滝宮いちご農園」などで販売していて、妻の小百合さん(48)と二人三脚で販路を広げ、まつもと農園の認知度を高める加工品にしたいと構想する。

(3面・暮らし)

〈写真:ドライトマトは青果を5ミリ厚に切り、フードドライヤーで乾燥する。「トマト本来の味が魅力だ」と稔さん〉