日本施設園芸協会と農林水産省は６日、「植物工場フォーラム」を開催し、約４００人が参加した。政府は、植物工場の普及を地域活性化の具体的戦略に掲げ、農商工連携による取り組み推進や、技術的な課題の解消に向けた支援措置などを検討している。
　植物工場は、光を含めた生育環境を制御する高度な施設栽培で、国内では完全制御型と太陽光併用型を合わせて、５０ほどが稼働中とみられている。季節や天候に左右されず、一定品質の農産物を安定生産できるなど利点がある反面、設置や運営のコスト負担が大きく、制御技術など課題を抱えている。
＜写真：植物工場フォーラム＞
（２面・総合）